「疾風! アイアンリーガー」コミックボンボン版

アニメの放送に先駆け、今は亡き「コミックボンボン」誌上にて
アイアンリーガーのコミックが連載されていた。絵は友杉達也。
現在に至るまで単行本化はされず、今のところ国会図書館でしか読めない。
下記にページ数も記しておいたので、国会図書館を利用する際の参考にされたし。

<第2話>コミックボンボン1993年 5月号 565ページから592ページ


●扉キャッチコピー「戦場に…またひとつ友情が芽生えた!」


●あらすじ
 野球リーグで闘うことになったシルバーキャッスル。マグナムエースは野球リーガーだが、他のメンバーはサッカーリーガーのためマグナムの球を受けられる者がいない。しかしマグナムは心当たりがあるという。元アメフトリーガーのブルアーマーだ。ブルアーマーは、試合で暴走し敵味方問わず破壊してしまった過去に悩み現役を退いていたが、マグナムの説得によってシルバー入りを決意する。 

 ダークキングスとの試合が始まった。ダークのピッチャー・ゴールドアームはラフプレイでシルバーの面々を苦しめる。負傷した仲間を見たブルは怒りを爆発させ、ついには暴走してしまう。しかしマグナムエースが彼の前に立ちはだかり、自らが傷つくことも厭わず彼を制止する。マグナムの行動に魂を揺さぶられたブルは、自らのバグを乗り越え暴走を止めた。

 ブルという無二のキャッチャーを得たマグナムエースは恐るべき魔球・44ソニックを投げ、ゴールドアームの弟・ゴールドマスクをも圧倒する。しかしシルバーの面々は攻撃回に得点を上げることができず、完封負けかと思われたが、突如として剣道リーガー・極十郎太が現れ、バッターボックスに立つ。「義によって助太刀いたす!!」


●ポイント

アニメでは、マグナムエースはブルと偶然出会ったのだが
ボンボン版では「心当たりがある」と元からブルの存在を知っていた様子。


ゴールドアームのラフプレイに怒り震えるブルに
シルキーが「そうカリカリすんなって。
俺が一発かっとばしてやるよ」と声をかけ肩をポンとたたくシーンが印象的。